FRAPS Frequently Asked Questions 日本語訳

2006年10月22日現在のFRAPS最新バージョンは 2.8.0 です
当FAQはFrapsの作者であるRoderick Maher氏の許可を頂いてhttp://www.fraps.comにあるFRAPS faqをS皇子が日本語に翻訳したものです。当FAQの翻訳が優れた画面キャプチャソフトウェアFrapsへの理解の一助になれば幸いです。
なお、一部に原文に忠実でない訳やS皇子自身のコメントを挿入した部分がありますので、正確な情報をお求めの方は原文に当たることをお勧めします。また、日本語訳に対する意見や質問はS皇子宛てにお願いします。Frapsの作者であるRoderick Maher氏は当日本語版FAQに対してなんら責任をおっておりません。
なおFrapsデモバージョンは窓の杜よりダウンロードすることが出来ます。ソフトの解説も簡潔にまとめられていますので、Frapsがどんなソフトかすぐに知りたい方は上記リンクを訪ねてみてください。

注意点
デモバージョンには ビデオキャプチャ時間最大15秒/録画解像度はハーフサイズ/録画ソースにロゴが入る/スクリーンショット機能で保存できるファイルフォーマットはBMPのみ という機能制限が付きます。こうした制限の無いフル機能版は公式サイトのここから$37を支払うことによりダウンロードが出来ます。

一般的な質問
ベンチマーク (FPS:Frames Per Second)への質問
スクリーンショットへの質問
動画撮影への質問



一般的な質問


Generalタブでは何ができますか?

「Start Fraps minimised」をオンにすると、Frapsの起動時にFrapsが自動で最小化され、システムトレイに常駐します。

「Fraps window always on top」をオンにすると、他のウィンドウに優先してFrapsが最前面に表示されます。ただしFrapsがシステムトレイに最小化されている間はこのオプションは無視されます。

「Run Fraps when Windows starts」をオンにすると、パソコンを立ち上げた時、自動的にFrapsが起動します。

FrapsはLogitech社製G15などのLCDモニタを搭載するキーボードをサポートしています。もしあなたがそうしたキーボードを使っているのならこのGeneralタブに"Display status on keyboard LCD"というオプションが表示されます。このオプションをオンにするとFPSグラフなどがキーボード上のLCDディスプレイに表示されます。


Frapsを利用すると、ゲームが重くなりますか?

わずかな影響はあります。どの程度の影響があるのかを調べたい場合は、ベンチマークつきのゲームを用意しFrapsを起動した場合と、起動しない場合のスコアを比べるのが良い方法でしょう。

正確な結果を求める為、ベンチマーク中はオーバーレイが無効になります。

Frapsで動画を撮る場合はかなり大きな影響があります。これは動画データの保存という作業が各方面に多大な処理を要求するためです。




ベンチマーク (FPS:Frames Per Second)への質問


FPSタブでは何ができますか?

「Overlay Display Hotkey」はフレームレートを表示させたり消したりするためのホットキーです。ホットキーを押す度にフレームレートカウンターが時計回りに移動します。ホットキーを別なキーに変更したいときは、「Overlay Display Hotkey」ウィンドをマウスでクリックし、キーボード上の割り当てたいキーを直接押してください。「Disable」をクリックすると、選択したホットキーが削除されます。

「Benchmarking Hotkey」は2点間の平均フレームレートを測定するのに使うホットキーです。ホットキーを別なキーに変更したいときは、「Benchmarking Hotkey」ウィンドをマウスでクリックし、キーボード上の割り当てたいキーを直接押してください。「Disable」をクリックすると、選択したホットキーが削除されます。

「Overlay corner」はフレームレートカウンターを表示する場所を指定したい場合に利用します。プレイの邪魔にならない場所を指定するのが良いでしょう。 「Disabled」をクリックすると、フレームレートカウンターは表示されなくなります。

「Only update overlay once a second」をオンにすると、フレームレートの更新が1秒間に1回だけとなります。

「Stop benchmark automatically」をオンにすると、Frapsはあなたの指定した秒数だけフレームレートを計測し、結果をファイルに出力し、自動的に終了します。

「Save detailed benchmark statistics」の各項目オンにすると、以下のような計測結果の詳細をファイルに保存する事が出来ます。これらは一般的なCSVファイルとして出力されているので、直接表計算ソフトなどに読み込ませることが出来ます。全てのファイルは自動的にファイル名/計測日時を与えられ、サブディレクトリに保存されます。この機能は全てのベンチマーク計測で利用できます:

  • FPS - 毎秒ごとのフレームレート数を表しています
  • frametimes - レンダーされた各フレームの時間を1/100秒単位で表しています
  • minmaxavg - トータルフレーム数、総計測時間、最低/最大/平均フレームレートを表しています

ある時間からある時間までの平均フレームレートを計りたいのですが?

まず計測したい開始点で「Benchmarking Hotkey」を押してください。緑のボックスが出現し計測が開始されたことを示します。その後フレームレートを正確に計測するためフレームレートカウンターが消えます。そしてもう一度ホットキーを押すと計測終了です。赤いボックスに示された数字が、二点間の平均フレームレートとなります。詳細はFrapsフォルダー中のファイルFRAPSLOG.TXTの中にも保存されています。


Frapsで表示することの出来るフレームレートは最大何fpsですか?

画面上に表示されるフレームレートは最大で9999fpsです。もしそれ以上の数字が計測された場合、それを知るためにはFRAPSLOG.TXTかdetailed statistics(オプションをオンにしている場合)を参照する必要があります。


私の持っているゲームのフレームレートをFrapsで測定すると30fps, 60fps,75fpsなど、常に固定されたフレームレートが表示されるのですが、これはなぜですか?

これには二つの原因が考えられます

一つは多くのゲームでみられることですが、ゲームの処理速度を上げるため、ゲーム側でフレームレートの上限をわざと固定している場合。こういったゲームでは、例えあなたのマシンの処理速度が早くても、フレームレートは30fpsなどに固定されてしまいます。

もう一つの原因としては、Vsync機能が有効になっていることが挙げられます。Vsyncとはグラフィックカードの出力をモニターのリフレッシュレートと同期させるために用意されているWindowsの機能です。この機能がオンになっている場合(通常はオンのはずです)、グラフィックカードが次のフレームのレンダリングを終えた時点で前のフレームの表示がモニター側で終了していないと、グラフィックカードは待機状態となります。つまり、こうした環境で計測されたフレームレートは、あなたのモニタのリフレッシュレートと等しくなるわけです。 (よくあるリフレッシュレートは60hz, 75hz, 85hz, 100hzなどです)

Vsync機能を無効にした場合、グラフィックカードはモニタへの表示が終わるのを待たずに次のフレームのレンダリングを行います。しかしこの場合、処理の早いグラフィックカードでは前のフレームがモニタで表示し終わらないうちに次のフレームの表示を行ってしまうため、画面ズレを起こします。 ですからベンチマークを行うとき以外はVsync機能を有効にしておくべきでしょう。




スクリーンショットへの質問


スクリーンショットタブでは何が設定ができますか?

Frapsで撮影したスクリーンショットはあなたの好きなフォルダに保存することが出来ます。初期の保存先はFrapsがインストールされたディレクトリです。

「Screen Capture Hotkey」はスクリーンショットを撮影するホットキーです。これを別なキーに変更したいときは、「Screen Capture Hotkey」ウィンドをマウスでクリックし、キーボード上の割り当てたいキーを直接押してください。「Disable」をクリックすると、選択したホットキーが削除されます。

スクリーンショットはWindows Bitmap (BMP), JPEG (JPG), Portable Network Graphics (PNG), Targa(TGA)のいずれか好きなファイル形式で保存することができます。

「Include frame rate overlay on screenshots」をオンにすると、フレームレートカウンター込みでスクリーンショットが撮影されます。オフにしておけばフレームレートカウンター抜きのスクリーンショットを撮影することができます。

「Repeat screen capture every *** seconds」をオンにすると、再度ホットキーが押されるまで、指定した時間(秒)毎に自動でスクリーンショットが撮影されます。


Frapsで撮影できるスクリーンショットの最大解像度はいくつですか?

2560x1600ピクセルが最大です。




動画撮影への質問


Moviesタグでは何が設定できますか?

Frapsで撮影された動画はあなたの好きなフォルダに保存することが出来ます。初期の保存先はFrapsがインストールされたディレクトリです。

「Video Capture Hotkey」は録画を開始/終了するホットキーです。これを別なキーに変更したいときは、「Video Capture Hotkey」ウィンドをマウスでクリックし、キーボード上の割り当てたいキーを直接押してください。「Disable」をクリックすると、選択したホットキーが削除されます。

「Half-size」を選択した場合、ゲーム側の半分の解像度で動画を保存します。「Full-size」を選択した場合、ゲーム側と同じ解像度で動画を保存します。ただし1152x864ピクセルが最大です。
なお、デュアルコアCPUによる撮影の場合に限り、フルサイズ撮影で2560x1600ピクセルでの録画が可能です。(この行S皇子独自コメント:未検証)

保存する動画のフレームレートを15fps, 20fps, 25fps, 30fps, 40fps, 50fps, 60fps、さらに最大100fpsまでの任意のフレームレートのいずれかから選択することが出来ます。数値が高ければ動きの滑らかな動画が保存されますが、ファイルサイズは非常に大きくなります。

「Record Sound」にチェックを入れるとゲーム内の音も動画に保存されます。ゲーム内の音が不要なら、チェックをはずしておくと良いでしょう。

「Detect best sound input」にチェックを入れた場合、Frapsが最も良いと判断した入力方法でゲームの音を保存します。「Use Windows input」にチェックを入れた場合、Windowsが指定した入力方法が利用されます。ただしこの場合、必ずしも全てのゲームにおいて録音がうまくいくと約束されたわけではありません。ですから通常はFrapsが自動で検知する入力方法に頼るべきでしょう。

「No cursor」にチェックを入れると、ゲーム内のマウスカーソルが撮影される動画に映らなくなります。


どうすれば動画を撮影できますか?

まず保存する動画のフレームレートを決めてください。15, 20, 25, 30, 40, 50, 60fps(もしくは最大100fpsまでの任意のフレームレート)のいずれか一つを選びます。

そしてゲーム内で「Video Capture Hotkey」を押してください。フレームレートカウンターが赤く表示され、撮影が開始されたことを知らせます。ビデオキャプチャを終了したい場合はもう一度「Video Capture Hotkey」を押してください。あなたが指定したフォルダに動画が保存されたはずです。


Frapsで撮影できる動画の最大解像度はいくつですか?

ハーフサイズ撮影を選んだ場合の最大解像度は2560x1600ピクセルです。 フルサイズ撮影の場合は画面比率4:3で1152x864ピクセル。ワイド画面だと1280x800ピクセルが最大となります。もしこれらの設定を超える解像度のゲーム画面を録画した場合、Frapsは自動的にハーフサイズ撮影を行います。
なお、デュアルコアCPUによる撮影の場合に限り、フルサイズ撮影で2560x1600ピクセルでの録画が可能です。(この行S皇子独自コメント:未検証)


Frapsで撮影されたAVIフォーマットの動画はファイルサイズが非常に大きいのですが、なぜでしょうか?またどうしたらサイズを小さくできますか?

ゲームを動作させながらキャプチャを行うため、キャプチャした動画データを十分に圧縮する時間がなく、ファイルサイズは非常に大きくなってしまいます。多少の圧縮はかけてありますが、高解像度でのビデオキャプチャにおいてはそれでも大量のディスクスペースを必要とします。解決方法は一つしかなく、ビデオキャプチャが終了した後、保存されたAVIファイルを一般的な動画圧縮フォーマット(mpegやDivXなど)でエンコードしなおすことです。

*以下はS皇子独自のコメントです*

Frapsで生成した動画は圧縮率が低いため、そのファイルサイズは巨大です。ネットを通じて動画を配信する場合、巨大なサイズそのままでは到底実用になりません。このため、画質を落とすことにはなりますが、Frapsで生成した動画をさらに圧縮する必要があります。これを行うためには、エンコーダーを利用する必要があり、望むファイル形式に応じてたくさんのエンコーダーが開発、配布されています。日本語で読める情報が比較的多く、また無料で利用できるエンコーダーにはMicrosoft社の「Windows media encorder」やDivX,inc.社の「DivX」などが挙げられます。詳しい内容や使い方はそれぞれのリンク先を参照し、各自で理解に勤めてください。

*独自コメントここまで*


撮影した動画にFrapsのフレームレートカウンターが表示され困っています。どうすればよいのでしょうか?

それはちょっとした勘違いです。フレームレートカウンターが撮影した動画と一緒に保存されることはありません。保存されているように見えているのは、再生しているプレイヤー上の動画のフレームレートをFrapsが測定し、表示してしまっているからです。Frapsを終了し、再度プレイヤーで動画を再生してみてください。フレームレートカウンターは消えているはずです。


保存した動画を観たのですが、動画が飛び飛びに表示されたり音が飛んだりしてしまいます。何がいけないんでしょうか?

あなたが利用している動画再生プレイヤーが、Frapsの生成した大量のデータを処理しきれていないのかもしれません。Fraps自体は大量のデータを処理できるように最適化されていますが、多くの動画再生プレイヤーはそうではないのです。もしそれらプレイヤーが高速にデータを読み出すことが出来なければ、動画や音が飛んでしまうことになります。

Frapsで撮影し保存した生のデータは、高い品質であることが求められるが故にファイルサイズが大きく、多少扱いづらいのだという点を心に留めて置いてください。生成された動画をエンコードし、圧縮をかければファイルサイズは格段に小さくなり、完全な再生ができます。

また、撮影時にFraps側で指定するフレームレートや、ゲーム側の解像度を下げたりすることで、結果として出来上がる動画ファイルサイズを小さくすることもできます。

*以下はS皇子独自のコメントです*

録画した動画が滑らかに動かない問題は、ほとんどの場合、撮影に使ったパソコンの処理速度に原因があります。Frapsでの動画撮影はかなりの負荷をあなたのパソコンに強います。これは撮影対象になっているゲームがいわゆる「重たいゲーム(大概が3Dゲーム)」の場合に顕著です。ゲームを動かすにも四苦八苦してしまう程度の処理速度しかないパソコンでは、その上さらにFrapsでの動画生成を要求されても処理が追いつきません。それゆえに撮影中のゲーム画面がガクガクになり、撮影した動画もまたガクガクと見づらいものになるわけです。これを何とかするには「処理の早いパソコンを用意する」か「ゲームの解像度を下げる」か「動画フレームレートを落とす」か「動画サイズをフルサイズではなくハーフサイズにする」などの対処が必要になります。

*独自コメントここまで*


どうすれば録音される音のボリュームを調整することが出来ますか?

Windowsの「コントロールパネル」にある「サウンドとオーディオデバイス」で調整することが出来ます。 以下の手順を踏んでください。

  • コントロールパネルをクリックし、サウンドとオーディオデバイスをクリック
  • レコーディングコントロールウィンドが開くので、その中のオーディオタブをクリック
  • 録音デバイスを選び、音量ボタンをクリック
  • Frapsが録音に利用している入力ソースのボリュームを調整する。(日本語環境ではWAVE/MP3を選択することが多いようです)

もし画面上に正しいと思われる入力ソースが見つからない場合は、レコーディングコントロールウィンドのオプションからプロパティを選択し、表示するコントロール内のチェックボックスにすべてチェックを入れる必要があります。


どこにFraps用のビデオコーデック(FPS1)がインストールされていますか?

FrapsのコーデックはFrapsをインストールしたディレクトリのsystemフォルダに置いてあります。Windowsを再インストールした場合、Frapsもインストールしなおしてください。

またFrapsで生成した動画を再生するためには、そのパソコンにFrapsがインストールされていなければならないことを覚えておいてください。